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不動産の営業
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ここでは、不動産業界の営業職が未経験からでも挑戦できるのかについて、解説しています。具体的な仕事内容や平均年収、成功のコツなどをチェックできるので、ぜひ参考にしてください。
不動産業界の営業は稼げる?収入を調査
「doda」が実施した調査(※2023年9月~2024年8月の1年間に同サービスに登録した約60万人の年収データから集計)によると、建設・不動産業界の営業職の平均年収は「438万円」でした。
なお、同調査による、営業系職種全体でみたときの平均年収は「469万円」です。
不動産業界の営業で稼ぐためのポイント
不動産業界の営業職でバリバリ稼ぐことを目指すなら、高い歩合率を設定している会社に入社することが大切です。そこで頑張って営業成績を出し、基本給にプラスして高額な歩合給をもらうのが稼ぐための近道でしょう。
また、会社の給与制度によっては資格取得による収入アップも望めます。不動産営業で役立つ資格としては、「宅地建物取引士」「ファイナンシャルプランナー」「不動産鑑定士」「不動産コンサルティング技能士」「マンション管理士」などが挙げられます。
不動産業界の営業とは?仕事内容をわかりやすく解説
ひとくちに不動産業界といっても、会社によって業態や仕事内容は異なります。以下に、代表的な不動産営業の種類とそれぞれの業務内容をまとめました。
不動産販売の営業
自社で保有している土地やマンションを、個人の顧客に対して販売します。
見込み客の獲得〜契約までが営業職の役割で、飛び込みやテレアポ、SNSを用いた営業など、さまざまな手段で買い手を探します。こうした不動産販売の営業職は、高いインセンティブが設けられていることが多いのが特徴です。ノルマがあることも多いですが、成果を上げればその分しっかりと給与に反映されるため、高収入を目指せます。 土地やマンションは非常に高額な商品であり、顧客も慎重になるため、誠実な対応で信頼を得ることはもちろん、メリットやベネフィットをしっかり伝えるなど柔軟な対応力も重要となります。
不動産販売仲介の営業
個人や企業に代わり不動産を販売するのが不動産販売仲介で、代理店の役割を担います。広告の作成やポスティングなどの手段を用いて売り手を見つけ、テレアポや飛び込みなどの営業活動により購入希望者と物件をマッチングさせます。
物件を探すところから最終的な引き渡しまでを行ううえ、売り手・買い手双方とコミュニケーションをとる必要がある不動産販売仲介の営業は、やりがいがある一方で不動産営業のなかでも大変な仕事のひとつです。多くの場合、営業ノルマも設けられます。
不動産賃貸仲介の営業
賃貸契約の仲介を主な業務とする不動産賃貸仲介は、大きく分けて「自社の物件」「他社の物件」の2種類の物件を取り扱う会社があります。他社が所有する物件を取り扱う会社は、代理店としての位置づけになります。
そんな不動産賃貸仲介の営業職は、店舗を訪れた顧客に、ニーズに合った物件を紹介するのが主な仕事です。契約業務やローンに関連した手続きなども行います。
営業ノルマについては、個人ではなく、店舗全体で設定されることが多いようです。
不動産業界の営業は未経験でもできる?
不動産業界は未経験者であっても比較的転職しやすい業界であり、営業職についても同じことが言えます。「不動産営業の仕事に興味があるけれど未経験だから不安…」という方も、ぜひ前向きに検討してみましょう。
ただし、ひとくちに不動産業界といっても取り扱う物件の種類や業務内容は会社によって異なり、すべての不動産会社が未経験歓迎というわけではありません。
たとえば、不動産デベロッパーや不動産販売会社などは専門的な知識を要する業務も多く、未経験からの転職は難易度が高めです。
一方で、賃貸住宅や賃貸マンションを取り扱う不動産仲介会社の営業職は、未経験でもチャレンジしやすい傾向にあります。そのほか、建物の管理を主な業務とする不動産管理会社も、未経験OKとしている会社があります。
未経験から不動産営業にチャレンジしようと考えている場合は、ぜひ上記のような傾向を頭に入れつつ、取り扱っている物件の種類や業務内容をしっかりと調べて転職活動に臨みましょう。
不動産業界の営業に向いている人
不動産業界の営業職は、以下に挙げるような項目に当てはまる人が向いているでしょう。
コミュニケーション能力が高い人
不動産業界の営業職は、顧客やオーナー、管理会社など、さまざまな立場の人と関わります。そのため、色々な人と上手くコミュニケーションをとれる人は業務がしやすいでしょう。
上司や同僚など職場内の人とのコミュニケーションも必要となるため、人と関わることが好きな方が向いていると言えます。
根気や忍耐力を持っている人
他の多くの営業職と同じように目標やノルマの達成が求められる不動産営業では、辛抱強いことも必要です。成果を出せなくても根気強く再チャレンジできる人が重宝されるでしょう。
また、営業活動がなかなかうまくいかないときには焦りやストレスを感じることも少なくないため、ストレス耐性のある人にも適しています。
人生に関わるサポートをしたい人
不動産の購入は、多くの人にとって、長い人生のなかで最も大きな買い物のひとつになります。人生を左右するような買い物になることもあるでしょう。
そうした重要かつ大きな買い物のサポートを行うことにやりがいを感じることができれば、楽しみながら不動産営業の仕事に取り組めるでしょう。
不動産業界の営業職がキツイと言われる理由とは?
不動産業界の営業職がキツイと言われる理由としては、主に以下の5つがあります。
営業ノルマが厳しい
不動産営業では、高額商品(賃貸・売買・投資用物件など)を扱うため、1件の契約単価が大きい反面、月に何件も取れるわけではありません。それでもノルマはしっかり設定されているため、「数字のプレッシャーが重い」と感じやすいのが特徴です。
飛び込み営業・テレアポなど成果が出にくい手法もある
とくに売買営業や新築マンション販売などでは、飛び込み営業やリスト営業が主な手段という企業もあります。これらは成果につながりにくく、精神的な負荷や断られる経験の積み重ねが「キツさ」の一因になります。
給与が「安定しない」「少ない」と感じやすい
不動産営業はインセンティブ(歩合給)中心の給与制度を採用している企業が多く、成績が悪い月には固定給が最低水準にとどまることも。そのため、「頑張っているのに給料が少ない」と感じる瞬間があるのです。
労働時間が長く、休日も不規則
お客様の都合に合わせて土日・祝日の対応が多く、平日に振替休日を取るスタイルが一般的です。加えて、契約対応や内見調整、事務処理などで残業も発生しやすく、長時間労働になりがちなのも厳しさの一因です。
契約後のクレーム対応も営業が担うことがある
不動産業界では、契約成立後も鍵渡し、設備不備、管理会社とのトラブルなどが起きることがあり、営業担当がその対応を行うケースもあります。 「やっと契約が取れたのに、また別のストレスが…」と感じる原因になりやすいです。
キツさを乗り越えるカギは「クロージング力」にあり
不動産業界の営業職がキツイと言われる理由には上記のようなものがありますが、結局のところは、どの理由も「営業ノルマ」に関連したものと言えます。なぜなら、営業ノルマをクリアするために残業や休日出勤をすることになったり、営業ノルマがクリアできないゆえに給料が上がらなかったりするためです。
したがって、キツイと感じる状況から抜け出すためには、営業で成果を上げることが重要と言えます。そしてそのためには、「クロージング(契約へと結び付ける最終段階のフェーズ)」を強化することがポイントとなります。クロージングの強化によって、営業プロセス全体に意識が向くようになり、その結果、なぜうまくいかないのか?が発見しやすくなるからです。
不動産業界の営業でキツイと感じて悩むことがあれば、ぜひこの「クロージング」を意識するようにしましょう。
キツイと感じたら“営業の質”に目を向けよう
不動産営業の仕事は確かに簡単ではありません。 しかし、クロージングの強化や営業スタイルの見直しによって、過剰なストレスから抜け出し、より成果を出しやすい働き方へシフトすることは可能です。 「今が苦しい」と感じる方こそ、営業スキルの根幹にあるクロージング力を意識してみてください。 仕事の手応えも、収入も、変わってくるはずです。